タバコの空き箱、動くエコ自動車に変身=中国

【大紀元日本6月4日】中国西安の大学生5人が先月31日、1万280個のタバコの空き箱を再利用して造ったエコ自動車を発表した。「世界禁煙デー」にあたるこの日、学生らは製品の発表とともにキャンパスのクリーン化や禁煙を呼びかけた。エコ自動車は、発案から完成まで約1年かかったという。

発起人の孫勇敢(ソン・ヨンガン)さんは西安機電信息学院の学生で、日ごろからキャンパス内で喫煙する学生が増えていることに不安を感じていた。捨てられたタバコの箱で禁煙を呼びかけるためのオブジェを制作していたところ、エコ自動車の製作に思いあたった。エコ自動車のアイデアは自動車エンジニアリング学科の教師たちからの支持を得て、昨年10月、学校の「自動車研究開発センター」で製作されることになった。教師たちの指導のもと、鉄筋などの廃材と電気機械、ブレーキシステム、変速機などを装着し、総重量僅か300キロのリサイクル・エコ自動車が完成した。キャンパスにいる2500名の学生たちもタバコの箱の収集に協力したという。

孫さんによると、完成間近の3カ月は毎日明け方3時まで働いたという。肉体的には辛いが、とてもやり甲斐のあることだと話している。

(翻訳編集・豊山)
関連記事
とんでもないおふざけと残酷なディストピアを力づくで押し付けようとする単一の方針が、これほど急速に地球全体を支配したことはない。2020年、コロナウイルスを封じ込めようとする無益な試みによって、これは起こった。
1271年、モンゴルのフビライ・ハンが元を建て、初めての漢民族以外の皇帝となりました。その後、数十年にわたり、中国はかつてない規模の帝国となり、元は文化の多様性と国際貿易の栄えた時代となりました。
明の最初の皇帝・太祖の生い立ちは、朝廷生活とはほど遠く、彼は朱元璋と名付けられた農民の子供でした。彼は最初、僧侶の道を歩みましたが、モンゴル主導の元が朝廷内の闘争で弱体化する中で反乱軍に参加し、まもなく右に出るもののいない軍事家として才気を発揮することとなりました。
胃酸逆流の症状を抑える等、一般的な胃腸薬を服用している人は、知らず知らずのうちに偏頭痛を発症するリスクを高めているかもしれません。 このような一般的な治療薬と偏頭痛との関連性について、アメリカ神経学アカデミーが発行する「Neurology Clinical Practice」オンライン版に掲載されました。研究では、胃腸薬が偏頭痛を直接引き起こすとは断定されていないものの、両者の間には何らかの関連があるのではないかと考えられています。
子供のいじめ、自殺、暴力・・・昨今、心の痛むニュースが後を絶えません。生まれてきた時は、誰もが純粋で善良だったはずなのに、何が子供たちを悪へと走らせるのでしょうか。人生には学校の教科書から学ぶことのできない、大切な価値観があることを子供たちへ伝えることが重要です。将来を担っていく子供たちに、ぜひ読んでもらいたい物語を厳選しました。