「六・四天安門事件」から21年 米政府、活動家釈放要求 反発する中国政府

【大紀元日本6月10日】米国務省は4日、「六・四天安門事件」21周年に際し、書面による声明文を発表した。天安門事件で捉えられた政治犯の全員釈放と、同事件での武力弾圧による死亡者の名簿公表を、中国政府に要求した。中国政府はこれに対し、「強い不満と反対の意」を示した。

1989年6月4日、天安門広場に集まり政治改革を求める多数の学生に対して、中国政府は武力で弾圧。多くの参加者が死亡し、一部の学生は政治犯として投獄された。

中国外交部の馬朝旭・報道官は6日、米国が発表した同声明文に強い反発をみせ、「中国に対する粗暴な内政干渉」とコメントした。

(翻訳編集・叶子)
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