謎の赤色液体、路面に突然噴出 2012映画連想で市民パニック=四川省

【大紀元日本6月21日】17日午後3時ごろ、四川省成都市の繁華街で突然路面が盛り上がり、出来た隙間から大量の赤褐色の液体が湧き出た。「地球の血液だ。2012の中でもこの現象があった」と、驚いた市民によるネット掲示板への書き込みが殺到し、パニックが広がっている。

路面から赤褐色の液体が湧き出ている(ネット写真)

中国大陸の各メディア報道によると、この赤褐色の液体は鶏卵ほどの大きさの気泡とともに幅5メートル、長さ10メートルにわたり流れ出していたという。流れ始めてから1時間後、路面を清掃する業者が現場に到着しても、液体の流出は止まらなかった。午後4時半頃になって、ようやく流出速度が緩やかになったという。

現場付近で工事を行っている作業員は、「工事中によくあることで、大した問題ではない。周辺住民の生活にも影響はない」と話した。

一方、突然湧き出した液体に、市民は驚き、ネット掲示板に多くの書き込みが殺到した。作業員の「よくあること」のコメントに対し、「数十年工事を見てきたがこのような現象は見たことがない」という反論や、「地震に地穴、干ばつに暴雨、今度は謎の液体か」という書き込みが飛び交った。4月以来四川省で突然現れた謎の地穴の現象もあり、市民の間に不安が広がっている。

(記者・駱亜/翻訳編集・坂本)
関連記事
香港では「国家安全法」を導入したことで、国際金融センターとしての地位は急速に他の都市に取って代わられつつある。一方、1980年代に「アジアの金融センター」の名声を得た日本は、現在の状況を「アジアの金融センター」の地位を取り戻す好機と捉えている。
メディアのスクープ話が世の中を動かす。特に最近は「文春砲」など週刊誌メディアの元気が良い。同時に報道のありかたが問われている。国が国民の幸福を奪うことがあったら、ある程度、国家権力の作ったルールを逸脱する「反社会性」を持ち、戦わなければいけない時がある。記者は反社会的な面を持つ職業で、メディアは反社会性を持つ企業なのである。
米空母、台湾防衛態勢に 1月29日、沖縄周辺海域で日米共同訓練が挙行された。日本からはヘリコプター空母いせが参 […]
上川陽子外務大臣は、パナマ在留邦人及び進出日系企業関係者と昼食会を実施した。日・パナマ間の経済分野における協力の可能性や課題、教育などについて、意見交換を行った。
2月23日午後、上川陽子外務大臣はパナマ運河視察を行った。日本が主要利用国であるパナマ運河の安全かつ安定的な利用環境確保に向けた連携を維持すると表明