返還13周年香港5万人デモ 直接選挙・民主妥協反対 様々な訴求 大陸から参加者も

【大紀元日本7月3日】中国返還13周年を迎えた香港では7月1日、炎天下の中、数十の団体が「香港の前途は我々の手にある」をテーマにデモを行った。例年の直接選挙権要求のほか、民主党が中国政府に妥協して出した政治改革方案に反対する声や、法定最低賃金制度の導入などの要求が目立った。主催者の「民間人権陣線」によれば、参加者数は5万2千人で、昨年より少なかった。普通選挙を訴え続けてきた民主党への市民の失望が参加者数減につながったものと見られる。

一方、中国共産党設立日である同日、中国共産党関連組織からの離脱を訴える声も鮮明であった。

出発地点のヴィクトリア・パークの6箇所のサッカーグランドは参加者で埋め尽くされた。午後3時頃、第一陣が出発して、約2時間後に終点の香港政府ビル前に到着した。夜7時に参加者全員が終点にたどり着いた。

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