重慶市、今年最大の豪雨で10人死亡

【大紀元日本7月11日】6月中旬から豪雨が続いた中国南部では、一旦豪雨が収まり高温気象に転じたが、ここのところ再び豪雨が襲って来た。重慶市では8日から今年最大規模の豪雨が降り続いており、10日の統計によると、約95.82万人が被災し、10人が死亡、3人が行方不明になっている。中国国内メディアが伝えている。

同市の気象機関の観測によると、9日午前8時からの24時間の降水量は100ミリを超えており、一部の地域では251.6ミリに達した 。今回の豪雨により、7万5千人が緊急避難し、倒壊家屋3156棟、経済損失は10.66億元(約140億円)に上っている。

被災状況の深刻な地区では、停電や土砂災害が起こっており、農地約5.7万ヘクタールに被害が及んだ。重慶に向かう列車や航空便などの交通機関も相次いで運休している。

現地の気象予報によると、今回の豪雨は15日まで断続的に続くと予想されており、雷や暴風も伴い、今後、被害は一層拡大すると見られる。

(翻訳編集・張YH)
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