魚養殖場と3軒の小屋、一夜で消える=湖北省

【大紀元日本7月18日】14日早朝、湖北省仙桃市郭河鎮の百勝村で、3軒の小屋と魚の養殖場が突然、地上から消えるという不思議な現象が発生し、一人が行方不明となっている。地下の土砂崩れによる地盤沈下が原因と推測されている。

地元紙「武漢晨報」によると、現場は約2ヘクタールの魚の養殖場である。事件後、底が露出して、魚と水が全部消えた。行方不明者の家族は現場で照明灯を設置、徹夜で救出作業を行った。

廖志清さんによると、行方不明になったのは兄の廖志文さん(男、54歳)。2年前から魚の養殖業を始め、養殖場には数万元(1元=13.5円)相当の魚がいた。水深は約1.5メートルだが、最近数日間雨が降ったため、水位は2メートルを超えていた。

大雨が続いており、状況を見張るため、兄は養殖場の傍の小屋に寝泊まりしていた。

14日早朝、隣人は、3件の小屋が地表から消えているのを発見、現場には約30メートル幅の地割れが残されていた。

養殖場の付近には小さな川があり、地勢は養殖場より低い。それに加えて、養殖場を囲む地盤はとても柔らかい。そのような状況から、養殖場の地下で土砂崩れが発生した可能性が指摘されている。

一方、行方不明となっている廖志文さんが現場で飼っていた1匹の番犬は無事に生き残った。この犬は普段、鉄の鎖で縛られているが、どうやって難を逃れたのか謎である。

(翻訳編集・叶子)
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