中国広州市、1万人が抗議集会 広東語使用制限に反発 

【大紀元日本7月26日】25日午後、中国南部の主要都市・広東省広州市で、1万人以上の市民が、繁華街の広場で、当局の広東語使用制限への抗議集会を行った。当局は千人以上の警察を動員し、警戒態勢を敷いた。海外中国語放送「希望の声」が報道している。

ことの発端は今月の始め、広東省政府がこれまで広東語をメインにしていた広州市のテレビ局の放送を共通語(北京語)放送に切り替える方針を打ち出したことにある。さらに、広州市内の一部の小中高でも、校内での広東語使用を禁止する動きが出ており、広東語を主要言語として親しんできた地元市民の大きな反発を招いた。

広東語がわからない中国のほかの地域の人々にとっても、

▶ 続きを読む
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。