重慶市、製鉄所で爆発事故

【大紀元日本8月22日】中国南西部の重慶市にある、市内最大国営企業の重慶鋼鉄グループの大渡口区工場で18日午後、爆発事故が発生した。事故により3人が負傷したと政府側は発表している。

中国国内の報道によると、18日午後2時過ぎ、工場区室外5号溶鉱炉の炉壁が突然損壊し、中の銑鉄が流れ出した。そのため、溶鉱炉の下を通っている水道管が破損し、銑鉄と水が反応することによって巨大な温度差が生じ、大音響とともに爆発が発生した。

(ネット写真)

煙が立ち上る重慶市大渡区李子林重鋼工場区(ネット写真)

事故発生時、区内は高温で、消防隊員もしばらくは近づけなかったという。

重慶鋼鉄グループの副社長・郭德勇氏は同日午後5時15分の記者会見で、事故発生時、溶鉱炉の周囲では20人余りの従業員が作業を行っており、3人が事故現場から避難する際転倒して軽いけがを負ったと伝えた。

(翻訳編集・坂本)
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