米保守派数万人集会 伝統価値観の「米国回復」をアピール
【大紀元日本8月31日】ワシントンDCのリンカーン記念堂前で28日、保守系のトーク番組の司会者として知られるグレン・ベック氏が、伝統価値観の回復を呼びかける数万人規模の集会を開催した。
同集会は、ちょうど47年前に、アメリカ公民権運動の指導者・キング牧師が、人種差別のないアメリカ社会を描いた「私には夢がある」の演説をしたのと同じ日と場所を選んで開催された。米国はすでに方向感を失い、「神から離れている」とベック氏はスピーチ、「信仰、希望、慈善」に戻るよう参加者に促した。
グレン・ベック氏がアンカーとなる米フォックスニュースの人気番組では、ナチや旧ソ連などの全体主義を批判する政治色が強いが、今回の集会は、「政治的ではない」と同氏が事前に主張し、アメリカ本来の自由に対する価値観を復活させようという幅広いテーマで行われた。
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