ダニに抵抗力を持つ新種のミツバチ発見 大量死解決の糸口に=英養蜂家 

【大紀元日本9月1日】英国の南部出身の養蜂家ロン・ホスキンスさん(79)がこのほど、バロアダニなどの寄生虫に抵抗力を持つ新種のミツバチを発見した。ロイターなどが伝えた。ミツバチの大量死問題の解決に大きな進展が得られるとして、注目を集めている。

ホスキンスさんは元機械エンジニアで、定年後、18年にわたり寄生虫に抵抗力のあるミツバチを探し続けてきた。互いに寄生虫を駆除するミツバチについて研究を続けるうち、偶然にこの種を発見したという。現在、女王蜂に対して人工授精を行っており、最終的にこの種が自己繁殖を続けられるよう研究を重ねている。

ホスキンスさんの研究はロンドン・サセックス大学の養蜂研究家、フランシス・ラテニーク(Francis Ratniek)教授の支持を得ており、オーストラリア政府や同業者からもオファーがきている。

殺虫剤の聞かないバロアダニ (Varroa Mite)が英国に入ってきて以来、ミツバチの大量死が起こっており、関係者たちは頭を悩ませている。英国でミツバチの大量死が報告されたのは1992年からで、現在では3分の2以上の個体数が消えたといわれている。

農作物やその他の植物が受粉を行うとき、重要な役目を担うミツバチ。バロアダニを寄せつけない新種のミツバチの発見が、問題解決の糸口となりそうだ。

(翻訳編集・市村)
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