黒竜江省の旅客機墜落 取材者らの逮捕に 記者が集団抗議
【大紀元日本9月2日】「緊急救援!法制晩報記者・王楠、華商晨報記者・王舜天が取材中に拘束された」。8月28日朝、中国国内の一部のミニブログや記者が集まる掲示板でこのショットメールが貼られていた。43人の死亡を出した24日夜黒竜江省伊春市で発生した旅客機墜落事故で、現場に駆けつけた記者4人が28日、現地警察によって拘留されたという。
中国紙「新快報」によると、事故から4日後の8月28日は、死者の親族が葬儀場で遺体を引き取る日であったため、大勢の記者が取材に集まった。しかし、親族らが死者を悲しむ追悼の場が、警察が記者を追放する場に替わった。
当日朝、葬儀場への主要道路には、大量の警察が配置されていた。10時頃、葬儀場に入り、親族の入場を待っていた「第一財経週刊」の記者二人が、警察に呼び出され、別の場所に連れていかれて拘束された。
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