環境汚染で小児ガン患者が急増=中国

【大紀元日本9月4日】急速な工業化がもたらした環境汚染の影響で、中国では小児ガン患者が毎年4万人以上のペースで増え、1~4歳までの児童の主要な死亡原因となっている。中国紙・南方都市報が伝えた。

広東省の病院の統計データによると、小児ガン患者は毎年、10年前の2倍に当たる4万人のペースで増えているという。環境汚染が原因だと疑われる悪性腫瘍や白血病は、溺死や交通事故などの事故死を除くと、1~4歳児児童における死因のトップとなっている。

南方都市報は、広州市婦児医療センターの医師・林穂芳氏の話を引用し、小児悪性腫瘍と白血病は、住宅や娯楽施設、おもちゃ、衣服に含まれるベンゼンが基準値を上回っていることに関係していると指摘した。

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