流行語で読み取る激変の中国(52)

【大紀元日本9月22日】改革開放と共に、いまや巨大な経済市場となった中国。それに伴って、世界からは中国の国際化が求められており、中国では「与国際接軌」(国際スタンダードに合わせる)というスローガンが生まれた。

その後、時代や社会の変化に応じるため、さまざまな「与××接軌」方式が誕生した。今回ご紹介するのは、この表現が流行語と「接軌」(ドッキング)したものである。

物価与欧州接軌,   物価は欧州の水準になっている

房価与東京接軌,   住宅価格は東京の水準になっている

医療与地獄接軌,   医療は地獄のようになっている

工資与非州接軌,   給料はアフリカの水準になっている

股市与瀑布接軌,   株式市場は滝のようになっている

大磐与緑化接軌,   大口取引は緑化のようになっている

美女与金価接軌,   美女は金貨のようになっている

政府与聾子接軌,   政府は難聴者のようになっている

股民与肉舗接軌。   株取引の一般個人投資家は肉屋のようになっている

注釈:

「物価は欧州の水準になっている」=物価が異常に高いことを指す。

「住宅価格は東京の水準になっている」=住宅など不動産の価格も、異常なほど高いことを指す。

「医療は地獄のようになっている=医療事故が頻発し、無責任な医療の現状を指す。

「給料はアフリカの水準になっている」=給料が低いこと。

「株式市場は滝のようになっている」=株式市場が滝のように直下することを言う。

「大口取引は緑化のようになっている」=中国政府は、よく大口取引をもって株の下落に人為的に干渉するが、これは装飾行為の代名詞である「緑化」であると揶揄される。

「美女は金貨のようになっている」=美女は金貨のように価格が安定し、続けて上昇する。

「政府は難聴者のようになっている」=国民の声に聞く耳をもたない中国政府を指す。

「株取引の一般個人投資家は肉屋のようになっている」=株の一般的な個人投資家は、つねに不利の立場に追い込まれて失敗してしまう。これは、あたかもまな板の上にある肉と同様の存在である。

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