中国の偽物づくりは「中国共産党」ブランドから始まった

鄧小平の改革開放から既に30年以上経過した。当初は技術、資本を導入することが主であったが、WTOに加入してからは、中共独裁政権は低い福利、低い人権、低い給料という「メリット」を利用して世界に向けて安い商品を売りまくり、世界各国の工場を倒産に追い込み、失業者を激増させた。これは中共独裁政権が全世界にもたらした巨大な災難である。

 これらの安物の中には、偽物、劣悪商品、さらには有毒商品もある。偽物、毒物は本来の商品の知的財産権を侵害するだけでなく、各国の消費者に多大な悩みと苦痛をもたらした。EUの税務担当者は今年9月3日上海でAFP通信に対し、偽商品問題はヨーロッパ貿易に損失を与えたと指摘した。AFP通信の報道によると、今年7月、EUが発表した通関報告書によると、2009年の税関による偽商品摘発は1億1千8百万件に上り、そのうち64%は中国からであった。

 中国製偽商品は欧米のブランドだけでなく、中国の合法ブランドにも及んでいる。輸出品は、EU、米国、日本などでの検査で、偽物であるだけではなく、劣悪であることが判明している。

 中国全土では、千奇、百怪の偽物、劣悪品が横行し、まさになんでもありという有様だ。食品、衣服、各種医療用薬品などにも偽物が溢れ、有毒商品も枚挙にいとまがない。毒米、毒麺、毒野菜、毒油など、まさに毒なくして料理は作れないという有様。 その中でも名を売ったのはメラミンで、今でも合法的に売られている粉ミルクに含有されている。

 なぜ、このように偽物、毒物が氾濫するのか?根本的な原因は、党の各レベルの官僚に、安全無毒の食品を入手するルートが保証されていることにある。多くの庶民は有毒食品に侵されて体力もなく、共産党独裁に対抗する力が弱まるばかりだ。その一方で、税収入の増加により役人の懐は膨らみ、偽物、毒物がGDPを押し上げる。

 中国の偽物は「中国共産党」というブランドから始まった。これこそ偽物である。『共産党宣言』の中で共産党には己の利益はなく、全人類の利益こそ己の利益であると主張している。しかし実際、中国共産党は偽物、毒物を放置しているだけではなく、中国の庶民を害し、中国の偽物、毒物で世界の庶民を害している。その目的は中国の一党独裁勢力の最大化を進めることにある。

 中国共産党が作った「中華人民共和国」こそ人類史上最大の偽物、毒物である。「人民共和国」は人民でも共和でもなく、少数専制独裁政権なのだ。

 胡錦涛は中華人民共和国主席だがこれも偽物である。中国人民の選挙を経ていない以上非合法であり、偽物だ。胡锦涛、温家宝らが権力を握る中華人民共和国は偽であるだけでなく、巨毒を撒き散らす毒物である。

 この毒物はその路線である大躍進、人民公社、三面紅旗によって、1959年から1961年の3年間で数千万の中国人民を毒殺、餓死に追い込み、今日も中国人を毒害し続けている。胡锦涛、温家宝は「人民のため」を連呼しているがそれこそペテンである。

 

(ウェブ翻訳編集チーム)

 

 

 

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