【英国通信】埴輪に巣ごもり

【大紀元日本10月16日】英国の南西端コーンウォール州にある庭園で、埴輪シジュウカラが巣ごもりした。この庭園はヴィヴさんの住むラモーナという村にある。地形的には谷間になっていて、風もなく過ごしやすい場所だ。

埴輪は、彫刻家として日本の美術学校で教鞭をとっていたご主人のフィリップさんが制作したもの 。

ヒビが入って、頭部が蓋のようにとりはずせるようになった(写真提供:Viv Allbright)

「最初は家の中に置いていたけど、庭に置くことに決めたの。そうしたら、温度差でヒビが入っちゃて」と自然に分離した頭部を持ち上げて見せてくれた。中には柔らかそうな土にちょっと苔が入っている様子。

「それがね、こないだ、シジュウカラがこの中に巣を作ったのよ」と2枚のかわいい写真を見せてくれた。

いにしえの大和民族は、自分たちの案じた埴輪が、鳥の巣にぴったりだったとは、考えも及ばなかったことだろう。

春になる前に家屋の査定

6月に巣立っていく家族の一員。英国では気候が一番良い時期だ。左側では亀さんも思わず首を出して、日射しを楽しんでいる様子

(縁)

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