民主と自由を唱える温首相のCNN独占インタビュー 発言の真意は?
【大紀元日本10月16日】「(国内の)新聞が報道を拒絶すればするほど、この問題を真剣に話し合う必要性が高まるね」。10月3日に米国で放映された、中国の温家宝首相に対する米CNNの独占インタビューは、中国の政治改革を切に願うような論調で、検閲の隙間から発言を垣間見たネチズンたちの注目を浴びた。しかし、温首相の真意を疑い警戒するアナリストの声も出ている。
言論の自由を唱える発言 中国では検閲
冒頭のコメントは、 SinaWeibo(新浪微博)(「Sina.com(新浪)」の簡易ブログサービス)上に送信されたもので、10月7日付の米ウォール・ストリート・ジャーナルが引用している。 話題のCNN報道は、米タイムズの編集者ザカリア氏によるもので、 国連会議出席のためニューヨークを訪れていた温首相のテレビ出演となった。ザカリア氏による温首相へのインタービューは、2008年に続いて2度目のことだ。
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。