中国人団体ツアー客33人 韓国・済州島で行方くらます

【大紀元日本10月19日】遊覧船で韓国済州島へやって来た中国人団体ツアー客44人が、グループから姿を消した。このうち11人はすでに発見されているが、33人はいまだ行方不明。17日、韓国の担当責任者は、これらの中国人が韓国内で就労する意図がある可能性を踏まえて捜査していると発表した。

韓国通信社「韓聯社」によると、17日午前、遊覧船「コスタクラシカ」号で済州島に到着したツアー客のうち、中国人男性30人、女性14人がツアーグループから姿を消した。このうち済州島のホテルで発見された11人は現在、出入国管理事務所に保護されている。

韓国済州出入国管理事務所の担当責任者によると、姿を消した中国人ツアー客は荷物を受け取る際、パスポートを遊覧船内に残していた。このことから彼らが韓国での就労の意図があるとみている。韓国警察はこの33人を見つけ次第、強制的に同国から退去させると表明している。

コスタクラシカ号は今回、上海から出発し1311人のツアー客を乗せ済州島にやって来た。同船は現地時間17日午後3時、済州島から上海に戻っている。

(編集・坂本)
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