中国の台頭に不安 アジア地区、新たな力関係形成
【大紀元日本11月2日】尖閣諸島沖で日本巡視船と衝突、レアアース禁輸で日中関係をけん制、南シナ海で東南アジア諸国と領土争い……。経済成長で勢いがついた中国によるアジア各地での勢力拡張に対して、周辺諸国は警戒感を示している。アジアでの影響力の拡大を狙う米国の動きもあいまって、今新たな力関係が形を見せつつある。
経済が急成長し「スーパー大国」に成り上がった中国は、日本からインドに及ぶ地域で様々な外交問題を引き起こしている。そのため、米はアジアでの主導権を新たに手にする機会を得た。米ニューヨークタイムズが最近掲載した評論記事で指摘している。
オバマ政権、アジア外交に親疎の変化
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英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)23日付は、中国当局がスリランカ北部沿岸地域でナマコ養殖業への支援を通じて、同国への影響力拡大を図っているとの見解を示した。
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