無視できないミャンマーの核兵器=専門家の警告

【大紀元日本11月9日】ミャンマーが内密に開発している核兵器は、今は脅威的ではないが、北朝鮮のような野心ある国が援助に乗り出したら、無視できない状況になるだろう、と国連原子力機関(IAEA)の前高官が危惧を示した。

10月末にバンコックで開かれたタイ海外記者クラブの専門的な概況説明で、米国で核を専門とし、かつてIAEA核兵器上級監査員を務めたロバート・ケリー氏は、ミャンマー軍が内密に開発している核兵器開発プログラムは十分ではなく、管理も行き届いていないとコメントした。

現在のところは、上から下に命令するだけの管理システムで、どのようにやるかの説明もなく作業も劣っており、あと数年は脅威となることはないとケリー氏は見解する。しかし、このプログラムを重視しない場合、真に脅威となる可能性があると警告している。

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