「米軍主要基地5か所 中国軍、攻撃可能」 台湾有事想定か=米年次報告
【大紀元日本11月19日】米政府の政策諮問機関「米中経済安保調査委員会」は17日、2010年の年次報告を公表した。同報告書の中で、台湾をめぐる米中軍事衝突が勃発した場合、米軍の韓国・日本にある6カ所の基地のうち、5カ所は中国側のミサイル攻撃で使用不能になる恐れがあると述べられた。シンガポールの中国語紙・聨合早報が報じた。
報告書によると、韓国の烏山と群山、日本の嘉手納、三沢、横田の各基地は、いずれも中国の弾道ミサイルと地上発射型巡航ミサイルの射程内にある。戦時下では、滑走路が破壊され、停留中の飛行機は足止めとなり、燃料施設、整備施設がすべて破壊されるなど、使用不能に追い込まれる恐れがあるという。
唯一離れているグアムのアンダーソン基地についても、長距離戦闘機の機能が向上されると見込まれており「もうすぐ攻撃可能になる」と述べた。
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