<上海マンション火災> 回避できるはずだった 原因発表「ずさんな管理」 遺族ら、座り込み抗議
【大紀元日本11月19日】上海で15日に発生した高層住宅の火災事故で、政府公表では53人の死者を出し、依然として36人が行方不明となっている。事故原因について、調査チームは、法に違反する孫請けや、ずさんな工程管理と不合格の資材の使用であると発表した。
上海地元紙「新聞晨報」18日付けの報道によると、調査チームのリーダーである国家安全生産監督管理局の駱リン総局長は、「法に違反する生産建設行為により起こった重大事故で、完全に避けられるべき火災だった」と話した。
「新聞晨報」によると、火災当日、ビルの断熱材のリニューアル工事が実施されていたが、足場は可燃性資材が使用されており、溶接工の不注意で引火したという。安全規定に反する溶接作業をしていた無資格の溶接工は現場から逃げたという。
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