<上海マンション火災> 初七日 10万人献花 当局、厳戒態勢

【大紀元日本11月22日】58人の死者を出した上海マンション火災から「頭七」(初七日)を迎えた21日、火災現場に10万人以上の市民が集まり、哀悼の献花に参列した。消火活動の遅れや火災後の情報隠蔽に多くの不満がくすぶる市民の集まりに、当局は警察を多く動員するなど、厳戒態勢を敷いた。

国内メディア・新京報によると、21日朝6時半、現場周辺ではすでに100メートル以上の献花者による列ができおり、マンション周辺はすでに花に埋め尽くされていた。遺族や行方不明者の家族も親戚や友人に支えられるようにして出向き、現場は悲しみに包まれていたという。

1歳4ヶ月の雨辰ちゃんの遺影の前におもちゃが多く置かれていた。24歳の息子を火災でなくした父親の慟哭に参列者も涙を流した。「1605室の生存者より」のメッセージには、「死者が安らかに眠ることと生者が屈強に生き抜くことを願う」と書かれていた。

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