フランス料理、ユネスコの無形文化遺産に登録
【大紀元日本11月26日】国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)は今月16日、ケニアの首都ナイロビで、フランスの食文化を「無形文化遺産」に認定すると発表した。食文化が文化遺産として登録されたのは、今回が初めて。
今回の認定についてユネスコは、フランス人が食材から使用する食器、食事の順番やマナーまで重んじており、同国の伝統が各家庭にまで浸透していることを評価。これもひとつの完全な文化であることから、無形文化遺産に登録したとう。
実際、世界で最も長い時間を費やして食事をするのがフランス人。彼らにとって、食事をすることはまるで一大イベントのようである。彼らの食事は社会階層によって内容が異なるが、基本的な形式は変わらない。つまり、最初は食前酒から始まり、前菜、メインディッシュ、野菜添え、サラダ、チーズなど少なくとも4種類の料理が出る。もちろん、メインディッシュの肉や魚の部位によって、調理方法も変わる。最後にスイーツが出て、消化を助ける食後酒で終わる。ここまでたどり着くのに、2時間かかることもある。野菜や果物、ハーブなどを巧みに取り入れたヘルシーな料理と適度なお酒、そして理に適った食事のマナーは、まさに整った食文化のひとつといえるだろう。
関連記事
研究では、生物学的年齢は生活習慣によって変わることが判明。運動、食事、睡眠、喫煙・飲酒の回避、ストレス管理の5つを改善するだけで、老化を遅らせ、寿命を延ばす可能性が示された。習慣の見直しは何歳からでも効果があるという。
初めての心不全・脳卒中の影に、実は99%以上が共通の4つの兆候を抱えていた――最新研究が示した「見逃しやすい危険信号」と、予防のために今すぐ見直すべき生活習慣をわかりやすく解説します。
人気食材アボカドには、歴史・性の健康・怪我・アレルギー・動物毒性まで意外すぎる秘密が満載。読むほど驚きが続く「7つの知られざる真実」をご紹介します。
数百年前の喫煙習慣が、なんと骨にまで刻まれていた──。最新研究が明かした「骨が語る喫煙の記憶」は、健康観を揺さぶる驚きの事実です。
浜崎あゆみの上海での公演がキャンセルされた後の行動に称賛が集まっている。中共政府の常軌を逸した日本への外交攻撃に巻き込まれたが、今回のトラブルはかえってチャンスを広げる結果となるかもしれない。