テコンドーで不正判定疑惑 中国CCTV映像 恣意的編集か=アジア大会
【大紀元日本11月27日】中国・広州で開かれているアジア大会で16日、テコンドーの女子49キロ以下級の予選で、金メダルの有力候補であった台湾の楊淑君選手が反則負けの判定を受け、メダル獲得の機会を逃した。しかし同試合のビデオ映像から、楊選手を失格としたことは誤判定または何らかの意図による不正判定の可能性が浮上している。また、そのような疑惑をはらんだ状況下、中国国営メディアのCCTV(中国中央電視台)が流した関連映像は、楊選手の「反則」を証明するため、映像を恣意的に編集して捏造したものではないかという疑いが強まっている。
問題となった試合の楊選手の対戦相手は、ベトナムの選手だった。かなり実力の差があると見られた通り、楊選手が9対0で圧倒的にリード。しかし試合終了の12秒前、審判団は楊選手が不正な電子ソックスを着用したとして、楊選手を失格とし、反則負けの判定を下した。
テコンドーの試合の採点は、審判の主観的な裁量や、人為的な判定を避けるため、選手はセンサーつきの電子ソックスを装着する。足による攻めで有効打撃があったと認められる時に電子ソックスのセンサーが反応し、自動的に得点を計上する仕組みだ。
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