北砲撃、香港誌すでに予測 「中国の扇動で北朝鮮が戦争を起こす」

【大紀元日本11月27日】「米国が6カ国協議の再開を諦め、冷淡化するならば、北京政権は、平壌を煽ってことを構えるだろう。朝鮮半島で再び戦争を起こしても構わない」―北朝鮮による砲撃事件の前に、それを予言したかのような記事が香港誌『動向』2010年11月号に掲載された。北京政権は「石油など資源の確保」と「政治体制の維持」という自国の二つの核心的利益のために、北朝鮮をそそのかして事件を起こし、日米を牽制する狙いであると同記事は記している。

また尖閣諸島問題では、米国が尖閣諸島は日米安保条約の対象であると表明したことにより日中関係が緊迫し、米中の対立が表面化することとなった。それに関係して、中国が北朝鮮との関係を誇示する一方、北朝鮮の金正日政権は中国からの強力な支持を得るため「自ら中規模の戦争を起こすだろう」と同記事は予測している。

核心利益の一:エネルギー輸入の確保

▶ 続きを読む
関連記事
人気オンラインゲーム「アクシー・インフィニティ」ソフトウェアに対するハッカー攻撃で6.15億米ドル(約780億 […]
[東京 24日 ロイター] – 海上保安庁は、防衛省の情報として、24日午後に北朝鮮から発射された […]
[ジュネーブ 21日 ロイター] - 国連のトマス・オヘア・キンタナ北朝鮮人権状況特別報告者は21日、北朝鮮に対し、政治犯収容施設で劣悪な環境に置かれた多数の人々を解放するよう呼び掛けると同時に、国際社会に核問題とともにこの問題を取り上げるよう促した。 キンタナ氏は、2014年の国連調査で最大12万人が収容施設で拘束されていることが判明したとし、その後も施設に関する報告を受け続けていると述べた。
[東京 11日 ロイター] - 松野博一官房長官は11日の閣議後会見で、北朝鮮による一連の軍事的な行動について、日本や国際社会の平和と安全を脅かすものであり、断じて容認できないと述べた。 防衛省は11日、北朝鮮が2月27日と3月5日に発射したミサイルを米政府と連携して分析したところ、いずれも大陸間弾道ミサイル(ICBM)級だったことが分かったと発表した。当該ミサイルの最大射程での発射試験を行う前に
[ソウル 4日 ロイター] - 米国の北朝鮮研究サイト「38ノース」は4日、商業衛星写真を基に、北朝鮮の寧辺(ヨンビョン)核施設の活動が活発化しているとの見方を示した。 核分裂性物質の生産が行われているほか、施設拡大に向けた基礎工事が進められており、近く実験用軽水炉(ELWR)の稼働が始まる可能性があるという。ただ、プルトニウム抽出のために使用済み核燃料を再処理する放射化学実験室の能力拡大に向けた