河北省村民「自家作物は食べない」 地下水汚染の恐れ

【大紀元日本12月1日】「自家作物は全部売る。これで稼いたお金で食糧を買って食べる」自家の井戸からくみ上げた地下水で食糧を育てるが、自家作物を絶対に口にしない河北省容城県の農民たち。

容城県は世界的に有名なシャツの生産地。付帯する印染工場の割合も大きく、汚染源となる産業である。このため周辺村では地下水などの汚染が深刻な問題となっている。

地方紙の「燕趙都市報」によると、容城県沙河営村には全県でも有名な印染工場があり、村民の家にある井戸からくみ上げられるのは全て黒い水だった。このため村では昨年、深さ400~500mの井戸を掘った。

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