中国、3度目の 燃料価格引き上げ 12月のCPI上昇に影響

【大紀元日本12月24日】食品、衣料、住宅などの物価上昇に歯止めがかからない状況の中で、中国国家発展改革委員会(発改委)は、今年3度目のガソリン、ディーゼルの小売価格の引き上げを発表した。引き上げ率は4%で22日より実施される。

国営・新華社通信によると、今回の引き上げ幅について、発改委価格局副局長・劉振秋氏は、「現在の物価状況とガソリン燃料などの市場供給状況を考慮し、価格の改定時期を遅らせ、引き上げ幅も抑えている」と強調したという。

11月のインフレ率は5.1%で、28カ月以来最大の上昇。発改委は、今回の石油製品価格の引き上げにより、12月分の消費者物価指数(CPI)が0.07%上昇すると示唆したという。

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