写真で見る2010年世界ニュース(後編) 火山噴火、ウィキリークスなど

【大紀元日本1月2日】

(Kiyoshi Ota/Getty Images)

写真は8月6日、広島原爆ドーム近くを流れる元安川で開かれた犠牲者を弔う「灯篭流し」に参加する子ども。今年、7万人の命が一瞬にして消えた広島原爆投下から65年目を迎えた。

(Daniel Berehulak/Getty Images)

パキスタンのメディアによると、同国で8月に起きた未曾有の大洪水の災害は、総国民の12パーセントにあたる2千万人が被害を受けた。潘基文国連事務総長は、「惨害はこれまで見たものの中で最悪だ」と表現した。写真は、同国パンジャブ地方バセラ村で8月22日撮影。

(Martin Hunter/Getty Images)

東京大学地震研究所によると9月4日、午前4時35分(日本時間)、ニュージーランド南島のクライストチャーチ付近でマグニチュード7の地震が発生した。AFP通信によると同国政府は、損害額は20億NZドル(約1千200億円)に上ると地震直後に推定した。

(Ulet Ifansasti/Getty Images)

10月26日、インドネシアのジャワ島にあるムラピ山が噴火した。11月に入っても火山活動が収まらず、噴火による犠牲者は約150人、住民20万人が避難した。8月には同国スマトラ島北部のシナブン島が噴火しており、硫黄の激臭と濃い噴煙により呼吸困難で数名が死亡した。また、4月には欧州アイスランド南部のエイヤフィヤトラヨークトル氷河の火山が噴火した。幸いにも同火山噴火による直接の被害での死傷者は出なかったものの、およそ2万便が噴煙の影響で欠航したため、欧州各国空港で数万人が空港で足止めされた。

(KN/Getty Images)

11月14日午後、ミャンマー軍事政権下での自宅軟禁から解放されたアウンサン・スーチーさんはヤンゴン市で演説を行なった。スーチーさんは、軍事政権と対話しながら民主化運動を続ける意向を表明した。

(Stefan Wermuth-WPA Pool/Getty Images)

写真は国際刑事警察機構が11月末に国際指名手配し、英国ロンドンで12月7日に自身が出頭し逮捕された、内部告発サイト「Wikileaks(ウィキリークス)」の創始者、ジュリアン・アサンジ氏。同サイトでは2010年、米軍によるアフガニスタンでのイラク戦争への関与に関する機密情報を公表したり、米英仏独伊の5つの報道機関と協力して、計25万に至るという米国外交機密文書の公開を始めた。米ホワイトハウスはアサンジの行為を「無謀かつ危険」であると非難した。12月16日には、24万ポンドの保釈金とパスポート没収を条件に保釈された。アサンジ氏の弁護団には、英国一流弁護士事務所FSI所属の弁護士や、英王室顧問弁護士などが参加している。

(佐渡道世)
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