ロシア原油パイプライン、中国ルートが正式運転開始

【大紀元日本1月3日】1日、ロシアと中国を結ぶ初の原油パイプラインの商業運転が正式にスタートした。中国国営メディアによると、このパイプラインは両国の石油分野での政府間協力協定に基づいて建設され、今後20年で年間1500万トンの原油が運ばれる予定だ。

パイプラインはロシア極東アムール州スコボロジノから中国黒竜江省大慶までの全長約930キロで、中国側の管理は国有石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)が行い、ロシア側は国営石油大手「ロスネフチ」とパイプライン会社「トランスネフチ」が行う。

露メディア「ロシアの声」は11月、「ロシアは中国へ20年間の石油供給の保障として、中国側が250億ドル(約2兆4千億円)をローンで露2社に支払う契約を中国と結んでいる」と伝えた。

▶ 続きを読む
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。