何清漣:弱者は永遠の「ゼロの集合体」ではない=中国農民抗争運動の予測
【大紀元日本1月6日】ニューヨーク在住の中国人経済学者・ジャーナリストである何清漣氏(女性・55歳)は、混迷を深める現代中国の動向を語るうえで欠かすことのできないキーパーソンの一人である。同氏は最近ブログで、中国各地で勃発する農民抗争運動に関しての見解を示した。以下はその全文である。
ここ数日、浙江楽清市近郊の農民村長の悲惨な死(※)を受け、中国の良識者は悲しみに打ちひしがれている。村長が消されたという理由が深い悲しみをもたらしている。政府は白昼堂々と公に一人の無実の人間を謀殺した。暴政下では、生きていくこと事態が危険な環境であることに人々は皆気づき、権力を前に個々の人間の無力さと小ささを垣間見た。今日の国際社会において、中国同様、暴政を遂行している北朝鮮などの少数の国を除いて、国家が国民をこのように抹殺できる政権はほかにあるのか。
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