ウィキリークス創始者アサンジ氏、「技術上の敵は中国当局」

【大紀元日本1月14日】「ウィキリークスの『技術上の敵』は、アメリカではなく中国当局だ」。告発サイトウィキリークス創始者、ジュリアン・アサンジ氏は12日付の英左派系週刊誌「ニュー・ステーツマン」に掲載されたインタビュー記事の中でこう語った。インタビューは著名な英ジャーナリスト、ジョン・ピルジャー氏が行った。

アサンジ氏は、検閲という観点において中国当局は「最悪の反則者」と批判し、「攻撃的でかつ高度な通信妨害技術を持っており、それを駆使して国内のユーザーと国外の情報源を遮断している」と指摘した。

また、ウィキリークス側が中国の情報技術妨害を突破させるために望んでいる戦いは、すでに持久戦に入っていることを明らかにした。「現在では中国のユーザーが私たちのサイトにアクセスできるよう、様々な手立てを用意している」と加えた。

(翻訳編集・張凛音)
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