中国次世代ステルス戦闘機「殲20」 90年代米軍技術の盗用か

【大紀元日本1月25日】中国が「自主開発」をうたう次世代ステルス戦闘機「殲20」に、90年代の米国軍事技術の盗用疑惑が浮上した。

AP通信は23日、「殲20」に使用された技術の一部は1999年3月、コソボ紛争の際、セルビア上空で撃墜された米軍のステルス戦闘機F117から盗用された可能性があると、当時のクロアチア軍の参謀総長の証言を報じた。

米軍が開発した世界初のステルス戦闘機F117は、当時の北大西洋条約機構(NATO)軍のミサイルによって撃墜された後、現地住民により残骸が回収された。AP通信に対して同参謀総長は、「中国政府関係者が住民からそれらを買いあさっていた」と証言した。また、「中国は機体の残骸を分解し、設計の原理を入手したのではないか」と述べた。

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