エイズ問題活動家に有罪判決=中国

【大紀元日本2月16日】エイズ問題の市民活動家で、自身も公的医療ミスでエイズに感染した田喜さんは、陳情を繰り返してきたため、1年間の懲役刑を言い渡された。英メディアBBCが報じた。

田さんは2010年8月から当局に身柄を拘束されていた。

田さんは90年代の政府主導の血漿売買による大規模なエイズ感染被害者の一人。1996年当時、9歳で脳しんとうを患った田喜さんは、地元病院で治療を受けた際に、不要に輸血され、エイズや肝炎に感染した。

田喜さんは2004年から、自身を含む輸血感染した人への補償について、政府機関に陳情を繰り返してきたが、解決には至らなかった。

アムネスティ・インターナショナルなどの人権団体は、同氏の釈放を中国政府に求めている。

(翻訳編集・叶子)
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