GDP世界2位も、「喜べない」市民と低姿勢の政府メディア=中国

【大紀元日本2月17日】内閣府が14日、2010年の国内総生産(GDP)を発表し、日本の名目GDPは約4000億ドルの差で、42年間維持してきた「世界第2位の経済大国」の座を中国に明け渡した。中国にとって朗報とも言えるこのニュースについて、ネットユーザーから「喜べない」など批判的なコメントが相次ぎ、記事のコメント欄が閉鎖されるという皮肉の結果となった。

一方、政府メディアもGDPが世界2位に確定したことを、「冷静に受け止めるべきだ」と、異例の低姿勢を見せている。背後に押し寄せてくる「大国責任論」、「中国脅威論」への警戒があるものと見られる。

「喜べない」ネットユーザー

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