英国バイリンガル子育て奮闘記(75)日本の国内旅行 (上)(2000年春)

【大紀元日本2月21日】6年生の春にあたる時期に日本を訪れた。2年生の時にはわずか5日間ながら小学校に体験入学してもらい、かなり強行なスケジュールで本人の心理状態も十分に考慮しなかったためか、イギリスに戻ってしばらく体調がすぐれなかった。口では表現できない文化の違い、社会的な常識からくる価値観の違いもあったかと思う。

また、ヨーロッパで明確に自分を表現するように幼いころから教育されても、日本の社会では「自己主張」という悪い意味でとられてしまうのではないか、などと私も取り越し苦労をしていた。こんな私の懸念を読み取るかのように、娘はどちらかというと「自己主張」しない、日本的な英国人になっていったような気がする。英国ではおとなしくて不可解な人間にとられることも多かったのではないだろうか。

6年生の時の日本訪問は、4年生の時のような拒絶反応もなく、2歳年下のいとこにゲームや将棋で馬鹿にされながらも、楽しく過ごしたようだった。2歳年上のいとこは、何でも口まねする娘にいろいろな言葉を教え込んでいた。

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