中国雲南省地震 死者の多くは「おから住宅」の下敷きに

【大紀元日本3月17日】10日に中国雲南省西部徳宏タイ族ジンポー族自治州盈江県で発生したマグニチュード5.8の地震で、中心部が空洞になっているレンガが崩れたことが原因で多くの死者を出したことが政府の調査で分かった。当局はこの種のレンガ使用を全面的に禁止すると発表した。

政府が公表した今回の死者25名のうち、11人がこのような欠陥建材で建てられた壁の下敷きになって死亡したという。

中国で一般建築に多く使われている空洞レンガは、土や石炭灰で作られており、防音と断熱効果はある。しかし、従来のレンガに比べ強度が弱いため、荷重を負担させる構造部材として使用することには危険を伴う。しかし、盈江県では、最も高価な住宅でもこの種の空洞レンガが構造部材として使われている。

地元のメディアによると、同県内拉猛寨村の住宅のほとんどは空洞レンガでできていたため、地震後、一面が瓦礫に化したという。

(翻訳編集・余靜)
関連記事
香港では「国家安全法」を導入したことで、国際金融センターとしての地位は急速に他の都市に取って代わられつつある。一方、1980年代に「アジアの金融センター」の名声を得た日本は、現在の状況を「アジアの金融センター」の地位を取り戻す好機と捉えている。
メディアのスクープ話が世の中を動かす。特に最近は「文春砲」など週刊誌メディアの元気が良い。同時に報道のありかたが問われている。国が国民の幸福を奪うことがあったら、ある程度、国家権力の作ったルールを逸脱する「反社会性」を持ち、戦わなければいけない時がある。記者は反社会的な面を持つ職業で、メディアは反社会性を持つ企業なのである。
米空母、台湾防衛態勢に 1月29日、沖縄周辺海域で日米共同訓練が挙行された。日本からはヘリコプター空母いせが参 […]
上川陽子外務大臣は、パナマ在留邦人及び進出日系企業関係者と昼食会を実施した。日・パナマ間の経済分野における協力の可能性や課題、教育などについて、意見交換を行った。
2月23日午後、上川陽子外務大臣はパナマ運河視察を行った。日本が主要利用国であるパナマ運河の安全かつ安定的な利用環境確保に向けた連携を維持すると表明