【速報】被災地で9日ぶり、生存者2人救出

【大紀元日本3月20日】地震発生から10日目となる20日、宮城県石巻市で生存者2人が救出された。救出された2人は、80歳の女性と16歳の孫の少年。

地震発生当時、宮城県石巻市門脇町(かどのわきちょう)の自宅にいた阿部寿美(すみ)さんと孫の任(じん)さんの2人は、津波によって被災し、がれきに閉ざされてしまった。

外部との連絡がとれないまま、2人は冷蔵庫に残っていたわずかなヨーグルトや牛乳などを口にして、しのいだという。20日になって、任さんが隙間から外に出ることができ、屋根に上った。午後5時ごろ、手を振って合図する任さんを警察官が発見。消防のレスキュー隊が2人を救助し、ヘリコプターで石巻赤十字病院へ搬送した。

救出当時、任さんは体温が28度と低体温状態で身体にタオルを巻きつけて震えていたが、寿美さんは、救助隊の問いかけに「けがはないです」とはっきりと答えられる状態であった。

(牧)
関連記事
香港では「国家安全法」を導入したことで、国際金融センターとしての地位は急速に他の都市に取って代わられつつある。一方、1980年代に「アジアの金融センター」の名声を得た日本は、現在の状況を「アジアの金融センター」の地位を取り戻す好機と捉えている。
メディアのスクープ話が世の中を動かす。特に最近は「文春砲」など週刊誌メディアの元気が良い。同時に報道のありかたが問われている。国が国民の幸福を奪うことがあったら、ある程度、国家権力の作ったルールを逸脱する「反社会性」を持ち、戦わなければいけない時がある。記者は反社会的な面を持つ職業で、メディアは反社会性を持つ企業なのである。
米空母、台湾防衛態勢に 1月29日、沖縄周辺海域で日米共同訓練が挙行された。日本からはヘリコプター空母いせが参 […]
上川陽子外務大臣は、パナマ在留邦人及び進出日系企業関係者と昼食会を実施した。日・パナマ間の経済分野における協力の可能性や課題、教育などについて、意見交換を行った。
2月23日午後、上川陽子外務大臣はパナマ運河視察を行った。日本が主要利用国であるパナマ運河の安全かつ安定的な利用環境確保に向けた連携を維持すると表明