原発40キロ圏 孤立する避難所 精神的疲労が鬱積

【大紀元日本3月23日】3月11日、世界最大規模の未曾有の災害と日本史に記録された東日本大震災。震源地である三陸沖に近い東北3県の沿岸部では、いまだに震度3ほどの余震が2、3時間ごとに観測され続けている。非日常的な避難所生活を送る人々にとって揺れは恐怖感を与え、精神的な疲労が鬱積している。

原発から40キロ圏の福島県南部の町は、常磐自動車道が21日まで通行止めだったこともあり、報道網も物資も十分に行き届いていない。放射能による健康被害が懸念され、災害ボランティアチームの足も遠のいている。ヒト・モノの届かない地域の孤立化が起こっている。

眠れない余震の音 使えない暖房器具

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