金総書記、「夢で人々から石を投げられる」

【大紀元日本3月29日】金正日総書記がかつて、現代グループ創立者の故鄭周永(チョン・ジュヨン)氏と会談した際に、「夢の中で、怒った人々に石を投げられる」と語っていたことが分かった。鄭周永氏の六男、ハンナラ党の鄭夢準(チョン・モンジュン)議員が、27日のMBCテレビ「日曜インタビュー」の中で明らかにした。

鄭夢準氏によると、金総書記は「行く先々で多くの住民に歓迎されるが、実際はみんなが私を好きではないことをよく分かっている」と打ち明け、民衆らに投石される夢まで見ていることを告白した。「先頭に立って石を投げたのは米国人で、韓国人がそれに続き、更に北朝鮮人民が続いた」と語ったという。

鄭夢準氏は、「本人(金正日)が北朝鮮の切迫した現実をよく理解しているという意味で話した」と金総書記の話を分析した。このことは父親から聞いたという。

鄭周永氏はかつて、率先して南北朝鮮経済協力計画を進め、1998年から2000年にかけて訪朝を繰り返し、金総書記と3度会談している。

(編集・張凛音)
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