中国乳製品企業、半数近くが審査で不合格

【大紀元日本4月7日】中国の乳製品業界は、未だにメラミン入り粉ミルクの影響から抜け出していない。中国国家品質検査総局は2日、終了したばかりの全国乳製品企業生産許可審査において、依然として半数近くが不合格となっていることを伝えた。

審査を受けた企業1176社のうち合格したのは643社のみ。426社が不合格で、その他の107社は生産を停止し経営改善をするよう命じられている。

この審査結果は、08年に中国で発覚した「三鹿」有毒粉ミルク事件以来、中国の乳製品業界全体が何度も引き締めを行ったにもかかわらず、依然として事件の影から抜け出していないことを物語っており、最近では有毒粉ミルクが「復活」したという噂も流れていた。これにより多くの人が国産の乳製品を信用せず、外国から輸入した粉ミルクを買い求めるようになったという。

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