香港の公立病院、内陸妊婦の分娩予約受付を暫時停止

【大紀元日本4月11日】香港の公立病院は、香港現地に住む妊婦に対するサービスを保障するため、中国内陸の妊婦からの分娩手術の予約受け付けをしばらくの間、停止すると発表した。

香港医院管理局ネットワークの責任者・張偉麟氏が9日に発表したところによると、新措置は現地香港の妊婦に提供するサービスを確保し、公立病院の産婦人科と新生児室への負担を軽減させることを目的としている。

香港の最高裁判所は01年、香港で生まれた中国大陸の夫婦の子供に香港の居留権を有するという判決を下した。加えて03年に大陸からの個人旅行が許可されるようになり、更に多くの妊婦が出産のため香港に押し寄せた。香港政府の予想では今年は、昨年より5%増の9万人を超す新生児が香港で生まれるとみられている。

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