「長江流域の爆弾」 三峡ダム区に大型化学製品工場着工へ
【大紀元日本4月13日】ドイツ化学製品大手のバスフ(BASF)社がこのほど、三峡ダム区で世界最大級のMDI(ジイソシアネート化合物)プラント建設の着工を発表した。MDIは製造過程においてニトロベンゼン、ホスゲンなどの有害物質を使用或いは産出することから、環境汚染や生態系への危害について懸念する声が上がっている。
また環境活動家は、日本で発生した地震災害を鑑み、「天災は恐ろしいが、人災がさらに災いを残す」と指摘し、長江上流での同種のプロジェクトは長江流域にとって爆弾を抱えることになると警告した。
化学大手のBASF社、三峡ダム区入り
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