地下水汚染 2600戸の飲用水に影響=黒龍江省

【大紀元日本4月27日】先日、黒龍江省の一部地区の多くの住民が下痢腹痛などの症状を訴えたことを受け、地元当局が調査した結果、2600戸以上の飲用水の中に、大腸菌を含む汚水が含まれていたことが確認された。国内メディア各社が伝えた。

22日から黒龍江省依蘭県依蘭鎮の一部市街地住民が次々と下痢、腹痛の症状を訴えた。地元当局によると、今回の事件は地下配水管に下水の汚染成分が浸み込み、飲用水が基準値を超えた大腸菌によって汚染されたことによるものだという。この汚染により、24日までに7つの団地の2675戸の飲用水に影響が出ている。

住民らは現在、臨時給水所に長い列を作って水を手に入れている。住民の黄さんによれば、自分の周りではたくさんの人に嘔吐、発熱、下痢といった食中毒の症状が出ており、特に子供の発病率が高いという。

「うちの子供はずっと下痢をしていて、家族の皆が心配しています。早く解決してほしいです」と3歳の子供を持つ母親は訴えている。

一部の住民の間で、依蘭県は地下水源からの取水を牡丹江に変えたという情報が流れており、今回の食中毒事件もそれにより引き起こされたのではないかと住民らは考えている。

(翻訳編集・坂本)
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