50人の工場従業員、手製火炎瓶で500人の取壊し隊に対抗=北京
【大紀元日本4月29日】小雨が降りしきる中、50人の工場従業員が火炎瓶を傍らにゲート周辺と屋上で見張り、取壊しに来た政府関係者や作業員500人と対峙した。
この一幕は22日、北京市房山区青龍湖鎮にある「羅之星」の工場で起きた。政府に「違法建築」と指定された羅之星とその隣の「興華コンクリート」がこの日、取壊しの対象となった。
「朝6時に取壊し隊がやってきた。工場を取り囲み、人や車の出入りを禁止した」。興華コンクリートの所有者・趙建英さんは北京の地方紙・新京報にこう話した。午前中に興華コンクリートの取壊しを強行した作業隊は、次に羅之星を取り囲んだ。
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