「昨日は公民でも明日は難民」 数千人の市民が弾圧に抗議=上海
【大紀元日本5月7日】4日、上海では市政府前に数千人が集まり、当局による不法な拘禁、労働教育所への送還、陳情阻止、強制立退きなどさまざまな弾圧への抗議を行った。同じ日に普陀区でも強制立退きに遭った100人近い人が「民のための決定を!」と書かれた横断幕を掲げて抗議した。RFAアジア自由放送が伝えた。
濾湾区の陳情者・沈咏梅さんは市政府前に集まった1人。当日は数千人が集まり、一部新疆の人々がスローガンを叫んだり歌を歌ったりしていたという。陳情者への迫害は却って皆をさらに団結させたと沈さんは話した。
また、普陀区の立退きを強いられた倪さんは4月29日、北京で陳情し同市豊台区の久敬庄送還所に拘禁されたあと、4日上海に戻り直接市政府にやって来た。倪さんの話によると、投書・陳情に対応する職員は陳情者の身分証を差し押さえており、陳情者が白紙にサインしてはじめて、身分証を受け取ることができる。サインをしない人は殴られるという。
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。