<赤龍解体記>(13) 胡錦涛と温家宝の分裂が表面化か
胡錦涛が中共トップに登った当初、「胡温新政」として大いに期待されていた。これまで、江沢民の上海組からひどくけん制されるだろうと、彼の不作為を寛大に見つつ奮起するのをずっと待っていた。
しかし、権力を十分握っていると思われる今でも、期待される方向へ向かう姿勢を示さないばかりか、ますます後退している。
これも一つの原因なのか、相棒である温家宝も近年、明にも暗にも胡錦涛の不作為に不満を示し、次第に背を向けるようになったのである。
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