中国の13歳政治少年、世論批判の的に
【大紀元日本5月11日】中国湖北省武漢市在住の13歳の少年が最近、国内世論の批判の的になっている。「政治の天才少年」と揶揄されている黄芸博君は写真で中共幹部の定番ポーズを取っており、「少年先鋒隊」(未成年者が加入する共産党関連組織)の幹部身分を示す「五本線」も肌身離さず付けている。
彼が注目されるようになったきっかけは、メディアの報道だった。その話題性はビンラディン容疑者の射殺事件にも勝る勢いだという。
国内メディアの報道によれば、黄君は2歳から中国国営テレビCCTVのニュース報道を観ており、7歳からは毎日中国当局の機関紙「人民日報」、政治紙「参考消息」を読んでいる。これまでに新聞で100篇以上の文章を発表してきたという。この13歳の少年の肩書きは、「中国少年先鋒隊」武漢市総隊の副総隊長、「全国優秀少年」、「武漢少年宣伝大使」などズラリ。黄君は両親とのプライベート写真の撮影にも、副総隊長の腕章「五本線」をつけるのを忘れないし、日頃の一挙手一投足、立ち居振る舞いは中共の高官要人そのものだという。
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