5月の中国、爆発月? 当局、四面楚歌の危機か

【大紀元日本5月30日】「ホワイトシャツを着るなと警告された」―5月23日、北京大学副教授の夏業良氏はツイッターでこう呟いた。22年前に北京で民主化を求めた学生らを当局が虐殺した「六四天安門事件」の名誉回復を求める同氏は、最近中国国家安全局から、6月4日当たりに記念活動を行ったり取材を受けてはいけない、追悼の意を表すと見られるホワイトシャツの着用も禁止と警告されたという。

夏氏と同じような話を受けた人たちは、ほかにも中国各地に多くいる。ほとんどが異見者や人権活動家だ。この人たちを黙らせれば、6月4日までなんとか無事に過ごし、国家の「安定を維持」することができるのだ。この22年間、当局が毎年必ず行う慣例だ。

しかし、5月下旬、六四事件記念日前のこの最も「敏感な時期」に、中国各地で当局が予測しなかった火が起こっている。

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