「社会矛盾が突出」 胡錦濤主席、「社会管理の強化」を指示
【大紀元日本6月1日】中国共産党は5月30日、胡錦濤総書記(国家主席)主宰の中央政治局会議を開き、各地における「社会管理の強化」を呼びかけた。インターネットの統制を含む具体的な措置を指示し、中国で大規模な社会抗争が起きることへの警戒を示した。ラジオ・フランス・インターナショナル(RFI)が伝えた。
胡総書記は会議で、中国は「社会矛盾が突出した時期にある」ことを認め、各種の社会矛盾は社会管理を複雑かつ困難にしたと述べた。そのため、いま、「社会管理の強化」は、「共産党の執政地位と国家の長垣xun_タ定」にかかわる、重大な「戦略的意義」をもつ取り組みであると位置づけた。胡総書記は中央と地方政府に、社会矛盾を緩和させることを長期的かつ緊迫した課題として対応し、「社会抗争のリスクを軽減させる」ことを求めた。
その具体的な措置として、胡総書記は、特に「流動人口と特殊人口」の制御と適切な処置や、インターネットの統制などを強化する必要があると強調した。
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