天安門事件22周年、一触即発 「革命の条件はあの時より整っている」

【大紀元日本6月4日】不穏な空気が漂い、一触即発の雰囲気さえ匂わせる中国は今日、「天安門事件」22周年を迎えた。「あの事件以来最悪だ。今の中国の人権状況は」。「天安門母の会」の代表で、息子を同事件でなくした丁子霖さんはこう断言する。社会矛盾が突出し、「火薬庫」のように人々の不満が立ち込める今年の中国は、あの22年前の中国を彷彿させる。

厳戒の中で迎える22周年

1人息子をなくした丁子霖さんは今年息子を弔うことができない。先月30日に、丁さんは国家保安関係者から、6月1日から「見張り」が始まると知らされた。買い物や病院は警察同伴で行けるが、記者に会ったり、電話取材を受けたり、息子の死亡現場に行くことができない。

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